“次の一歩を踏み出したい”
「外出できるかな」「子どもの送り迎えが出来たら」「ご近所とうまく付き合えるかな」「学校に戻りたい」「将来仕事に就けるかな」「また働きたい」「一人暮らしで不安がいっぱいだ」
「家族とうまく暮らせない」「自分の居場所がない気がする」「友達がほしい」「失敗が続いて落ち込むばかりだ」…
“でも、なかなか踏み出せない”
しろくまはそのような様々な思いを受け止め、個別支援と多彩なプログラムで大人の発達障がいの方の生活改善、社会復帰を目指しています。
「医師による発達障がいの講義」
「心理士による心の育ちを支援するワーク」
「精神保健福祉士によるグループワーク」など。
医師や専門家にいろいろなことを直接質問できると、人気のプログラムです。
精神面も含めた体調管理、生活リズムや食事の改善などを医師や看護師、スタッフがサポートしています。
「昭和大プログラムをとおしてコミュニケーショントレーニング」
「専門家によるSST」
毎回多くの方の参加があり、とても人気の講座です。
「専門家によるSST」は登録がなくても参加できます。しろくまの見学の機会としてもご利用いただけます。
福祉制度の細かいことはわからなくても、ちょっとした知識と行動で問題解決につなげるコツなどもお伝えしています。
学習や自分を知ること、生活スキルを身につけること以外にも、とても大切なことがあります。
それは楽しみを持つこと。
誰かと一緒でも自分一人でも心から楽しんで過ごせる時間を持つことです。
そして休息の時間を持つこと。
働かなくても休むことはできます。でもお休みなしでは…、働き続けることはできません。
休息と娯楽はいわば人生の必需品。
そして良質な娯楽と休息を手にするにはスキルが必要であることを、しろくまのグループワークでも学んでいます。
良い娯楽を持てるということは、実はその裏に自ら選択した強い意志が潜んでいます。
なぜって、娯楽は人から強要されてするものではありませんものね。
余暇を楽しみ、休息をとるには自己決定と選択できる力を持つことが必要です。
そして、スキルや自己決定の力に加え、それを楽しむための時間や場所、機会も必要です。
しろくまの多彩なプログラムが、皆さんの楽しみや娯楽につながる良いきっかけになればと思っています。
しろくまファーム 夏はたくさんの収穫がありました。
モザイクタイル工作を随時開催
小さなタイルをセメントで貼り付けていきます。
貼り付け方色の選び方で、制作者の感性が光ります。
完成品の一つを門扉の前に置きました。
しろくまは現在女性メンバーが少ないのですが、男性の方の参加が毎回あります。
金具のつなぎ方を練習すればお気に入りのアクセサリーの修理も出来るようになってより興味が深まります。
7つに仕切られたPCブースを設けています。同じ部屋には静養室もあります。
プログラミングやパソコンが得意な方、ひとりで時間を過ごすのが好きな方にとっても居心地の良いスペースです。
楽しむためのプログラムはリクエストにもお応えして企画しています。
みんなでワイワイとゲームを楽しむ時間もありますし、言葉遊びで時間を過ごすこともあります。
石鹸づくりに挑戦
加熱時間や色を落とすタイミングなど、ひやひやドキドキの石鹸づくりです。
お祭りや行事は人々が心を通わせる大事なコミュニケーションの場でもあります。
しかし2020年、2021年は様々なイベントが中止になり、今までにない経験を誰もがしました。
お祭りや行事が人々の毎日の生活にどれほど潤いと活力を与えてくれるか、改めて思い知ることになりました。
しろくまでも外出やスポーツなど、見送ることになったイベントがありました。
そのような状況の中でも季節を感じられるプログラムを取り入れています。
場合によっては単調になりがちな毎日の生活にメリハリとリズムを与えてくれる季節のイベント、皆さんのご要望もお聞きしながら楽しいプログラムを企画します。
楽しみにしてください!
メンバーの方々の作品です。
しろくまのホームページは情報をお伝えするだけでなく、メンバーの方々の表現の場としても活用していただきたいと思っています。
ブログの原稿も募集中です!