しろくま防火訓練 | 通報の豆知識

先週の月曜日、プログラムとして防火訓練が行われました。

昨年秋の防火訓練は消火器の使い方などを実際に練習しましたが、今回は消防署のDVD「自衛消防訓練の実施」を見ながら避難経路や消火設備、器具の位置と使用方法の確認など、もしもの時の対応について、日頃からの備えの大切さを学びました。

2022年2月14日 自営防火訓練

DVDを見終わった後はしろくま施設内の避難経路を皆さんと確認し、その後は施設長による防災、防火の質疑応答の時間です。

しろくま施設内での訓練だけでなく、自宅での防火にも話が及び、普段の備えや防火意識がいかに大切であるかをお伝えしました。
                 

消防署や警察の番号を知ってはいても、火を見てしまったら「119」と番号を押せるか・・・
自宅住所と電話番号、119の番号を大きく書いて壁に貼っておき、普段から目に入るようにしておくなどの工夫もあります。

通報の際の、ちょっと豆知識

この投稿を書くにあたり通報の仕方を調べてみました。
「へえ~、知らなかったあ」と思ったことがありましたので、紹介させて下さい。

自宅外で通報の必要性が発生した場合、災害発生場所の正確な市町村名を伝える必要が出てきます。
馴染みの場所であれば交差点名などをすぐに伝えることができるでしょうが、
そうでない場合、便利なものがあるとのこと。

3つ、挙げられていました。
電信柱、道路標識、そしてなんと自販機! 

電信柱には大人の目の高さに街区表示板、もしくは3メートルほどの高さに電柱管理番号があるとのこと。

道路標識にも管理番号が貼り付けてあり、これらの番号を伝えると正確な住所を伝えることができるのだそうです。

そして屋外にある自販機には住所表示ステッカーが貼ってあり、身近に自販機がある場合はこれを見て現在地を伝えることができる。
自販機業界が2005年から開始したものだそうです。

電柱や道路標識の管理番号で場所が解ることや、自販機に住所表示があるなんて感心してしまい、さっそく屋外へ出てみました。

まず電柱。

電柱
電柱

あります、あります。
でも大人の目の高さではなく、3mほどの高さにありました。

道路標識

道路標識

必ずついていました。

そして自販機。
・・・・・ないです。付いてません。

ついている自販機を探し求めて、あちこちをウロウロ。
でも、目についたどの自販機にも住所表示のステッカーはついてはいません。

やっと見つけました!

自販機の住所表示

肝心の住所はマジックペンで手書きのようです。
消えてしまっていて読み取れません。><;

15機ほどの自販機を見て回りましたが、付いていたのは3機、読み取れるだけの明瞭さが残っていたのは1機だけでした。

自販機はあてにしないほうがいいですね。

防火訓練をきっかけにして、小さなことですが「もしもの時」を想定してみるいい機会になりました。

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